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522 試験対策

522 試験対策

慌ただしく新学年がスタートしました。例年なら新しい環境に慣れる・新たなシステムを知るなどの期間を設けてクラスの友達も作りつつ・・・という時間が今年に限っては取ることが出来ませんでした。そして3月から5月末にかけての自粛期間中における取組みにも差があるようです。クラスがなかなかまとまらない、そんな愚痴を学校現場からも聞いています。

そんな中、こてはし台中学校では前期中間試験が7月10日に実施されます。本当にこのテストを実施して良いのかな、私自身そんな風に思っています。しかし、迷っていて対策を施さないようなことはありません。万全の、特に新中学一年生には遺漏ない対策を指導しています。

 

中学1年生が万全の試験対策を行なわなければならない理由を大きな点として2つ上げます。一つは小学校の時と違い、全科目を同時進行で仕上げなければならない点です。小学校の単元テストは授業進度に合わせてその都度行ないますが、中学校では日程を定めて全科目同一日程試験、これは日程的にも計画性を持って取り組まなくては大失敗してしまいます。

小学校なら『今週は漢字テスト、来週は計算テスト、多分その次は理科のテスト・・・』と試験が重ならぬように偏らぬように実施されるケースが多く見られます。その結果、きちんと準備している小学生は日頃の学習習慣形成が出来ていると言われています。私から見ると少数派だと思うのですが・・・!?

それに対して中学生は5科目(期末なら7~8科目)を同時に仕上げなくてはなりません。中学生の試験は覚えなくてはならないことも山積みです。それなら計画的に、そして効率的に進めていかなくてはなりません。そのやり方を知らない生徒さん(中学2・3年生でも)も少なくありません。勿体ない・・・と思います。

 

二点目は『点数推移の特徴』からこの試験ではできる限りの点数を稼ぐ必要があるためです。5科目の合計得点は一般的に『前期中間⇒前期期末⇒後期中間⇒後期期末』『1年生⇒2年生⇒3年生』の順になだらかに下がっていく傾向があります。それなら基準となる1年生前記中間試験で出来得る限りの得点を稼ぐ必要があるのです。

もちろん、道半ばで心機一転し、見事V字回復を果たした先輩は数多くいました。しかしそれは相当な労力が必要です。それなら無理のない形を取れた方が良いのではないでしょうか。そのためにも1年前記中間試験には遺漏ない万全の体制を作る必要があると考えています。

 

LS WILLでは一時開催を危ぶんでいた試験対策や夏期講習の実施を決定しました。詳細はトップページから特設ページに入ってご覧下さい。