2020年春、日本は混迷を極めています。来月の…どころか明日の見通しさえ立たない状態に追い込まれています。政府方針と関係省庁・都道府県の告示が全く逆を指し示すことも頻発しています。現状の世論では『勉強は二の次』となっています。ある面では致し方ないことなのですが、全く対策を打っていない事実も浮き彫りにされています。
2020年3月25日、千葉市教育委員会は『4月6日から学校を通常通り再開』の方針を示しました。同日東京都からは『不要不急の外出自粛要請』が発せられました。ウ~ン…
結局のところ、自助努力で乗り切るほかはないのだと思います。そして学校が本当の通常運営に戻ったとき、その取組みをしたかしないかで取り返すことの出来ないほど途轍もなく大きな差が出来ているように思います。『気付かなかった人が悪い』『やらなかった人が悪い』、そのような論調になるのは目に見えています。
以前、政府の教育施策に『民間の教育機関(塾を指します)の協力も得て』という一文があって一波乱起こったことがありました。これは学校教育・公教育の放棄だ、そんな論調もありました。私もそう思いました。しかし今回の状況は『やれるところ(学校でも塾でも、そして家でも)ですべき学習範囲を完成させる』ことを優先してあげるべきなのではないかと思いますが…
それを考慮してか千葉市は『学習保障期間』というシステムを導入しました。『未実施内容の補充及び前学年の振り返り』を行なう期間として設けてはいますが…
これは進学・進級に伴ってクラスが入れ替えられることから100%の効果を望むのは難しいのではないかと思っています。それなら別の方法も検討すべきだと思います。『塾で個別に』は最善の方法の一つではないかと思うのですが…
千葉市学習保障期間
小学校 4月9日(木)~4月17日(金)
中学校 4月8日(水)~4月17日(金)
この期間で各学校の未実施内容を状況に応じて実施します。実施内容の詳細・実施基準などについては詳らかにされていません。
夏期休業(夏休み)期間の変更
変更前 7月13日(月)~8月29日(土)
変更後 7月20日(月)~8月29日(土)
* 赤字は変更箇所