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496 最後のチャンス!? ~小学新6年生の中学受験編~

496 最後のチャンス!? ~小学新6年生の中学受験編~

新型コロナウィルス、大変な猛威を振るっています。一刻も早く終息することを祈っています。また、罹患された方の一刻も早い治癒とこれ以上の感染がなくなることを願っています。

学習塾にとって今年は異様な春と言って良いのではないでしょうか。例年なら『合格!』『卒業や入学!』というお祝いムード、そして新学年が新たな気持ちでスタートを切る、いわば一年で一番活気のある時期です。今年はどうもそう言っていられない状況です。世論としてもそれに異論はないものと思います。

しかし、それに対して指をくわえて看過していることも出来ないのはご理解ください。特に小学新6年生はこの春が私立中学受験をするか公立中学に進学するか、最後の分岐点です。遅くとも3月中には結論を出さねばならぬ時期なのです。

ご存じの通り、受験勉強は試験前までに小学生の学習範囲を全て終わらせれば良いものではありません。小学校で習う内容を完成させ、徐々に高度な問題演習を重ね、総合問題演習を行ない、その上で瑕疵(かし;重大な欠陥)や苦手箇所を補強して臨めるものです。そうなると小学校で習う範囲は夏休み明け、遅くとも9月末までには完成していなければなりません。

その間にも模試を受験し、志望校を選定して出題傾向を押さえなくてはなりません。そうなると『夏休み明けに小学生の範囲が終われば余裕を持って・・・』ではないことがご理解頂けると思います。

必然的に夏期講習では文字通りみっちりやり抜くことが前提条件です。しかし、そうは言っても物理的に限界はあります。そうなると『6年生までの勉強を完成させるには・・・?』と逆算しなければなりません。その結論が『3月までにスタートする』なのです。

本来、大手学習塾で行なわれている中学受験は小学1~3年生の基礎講座を経て小学4~6年生の本科で運営されるのが一般的です。つまり、小学4年生からスタートして3年間で仕上げていくような形を取っています。

ところが、個別指導塾では『6年生になって急に中学受験を志して・・・』というケースが非常に多く見られます。まぁ、6年生になってから大手集団塾に入会しても授業について行くのは至難の業です。だからこその個別指導塾、と言えるのです。

そう言った意味では『集団塾の方が受験実績が上がっている』ように見えますが、実際のところは違います。それらはあくまで『3年間の成果』だからです。同じ条件で同時期に勉強をスタートさせれば結果は大きく変わってくるものと思います。

ちょっと話が脱線しました。小学新6年生で中学受験を迷っているキミは気軽に教室まで電話をください。キミの現在地とこれから一年の頑張り次第で進学できる私立中学校を紹介します。また、保護者様におかれましても中学受験に留まらず、これから求められるもの(大きく変わる大学受験など最たるものです)についてのご説明も併せて行っています。情報収集の一環としてお気軽にご連絡頂ければと思っています。