3月3日（火）、新型コロナウィルスによる臨時休校が始まってまだ間もないのですが、一人の教室は淋しいですね。いつも日常的にある生徒さんの元気な姿や声を当たり前に思っていたのですが、そんな日常の中にこそ充実があったと今更ながら気付きます。

思えば2011年3月にも同じことを思いました。東日本大震災という未曾有（みぞう；これまでに一度もなかったこと）の災害が起き、教室も2週間の授業停止を余儀なくされました。当時の私は教室に着任して半年も経たぬ時期でした。ようやく生徒さんとも馴染んできた時期に起こった災害でした。

何とか授業再開にこぎつけ、来塾する生徒さんを出迎えたときはホッとしました。今でもはっきりと覚えています。でも･･･この気持ち、最近は少し忘れていたなと反省しました。今回は天災は忘れた頃にやってくるをきちんと胸に刻む機会にしようと思っています。

また、遅ればせながら新型コロナウィルス対策グッズも何とか揃いました。教室で揃えたのはマスク（関係箇所のご厚意です。枚数は最低限ですが･･･）、空間除菌剤（クレベリン･･･商品名で恐縮ですが）、手指の消毒剤（こちらも関係箇所のご厚意で分けていただきました。感謝！）です。また、授業ごとに行なう接触箇所の除菌作業もマニュアル化しようと思います。

このように列挙していくと当教室運営が周りの方々のご厚意で成り立っていることが分かり、感謝の念に堪えません。ありがたいことと感じつつ、それらを少しでも生徒さんの『分かった！』に還元できたらと思っています。