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451 塾は学校に慣れてから・・・!?

451 塾は学校に慣れてから・・・!?

年末年始になると受験が目前に迫る一方、新年度のことも考えなくてはなりません。新しく入ってくる生徒さんは・・・そう言えば○○ちゃんの妹さんが、弟くんがと頭に浮かんできます。やっぱり当教室卒業生の妹さん弟さんには優先的に声を掛けています。特に中学校に上がるタイミングでの声がけはほぼ必ず行なっています。

そんな折、『中学校に慣れてから』『新しい生活に慣れてから』とお伺いすることがあります。それ、私の立場で『あぁ、そうですね。』と受け止められない事情があるのです。

一つは勉強面中学校が始まってすぐに取り扱う内容、実は非常に重要なことをやるのです。数学なら『正負の数』『文字と式』、いずれも中学数学の根幹をなします。これが分からなかったら本当に大変な3年間を送らなくてはなりません。英語は『時制』と『人称』、しかもこれ、『時制と人称という形をとっていないので殆どの中学1年生が非常に大切な単元にも関わらず何となくやり過ごしてしまい、結果として『英語ワカラナ~イ』となってしまうのです。

そう考えると中学校の勉強は先制攻撃が何より大事です。できることなら小学6年生の勉強を小6の冬(年内ぐらい)までに終らせ、その後はじっくりと中1の予習をやりたいものです。それが出来るかどうかで3年間が大きく変わってくるのは容易に予測できますよね!?

また、これは受験の面で大切なことになるのですが・・・ 小6でもう高校受験のことを考えるの?』と訝られる(いぶかられる;信じたいけれど、何か不安に思う要素があり悩んでいる状態)ことも多いのですが、今回の入試制度改革(令和3年度より前期後期選抜を廃し、一発勝負にする、という改革です)でも引き続き『1年から3年の内申点』を公立高校入試で採用することが決まっています。だから、小学6年生は高校入試を考えなくてはならない時期なのです。

更にお伝えするなら『勉強の総量は決まっている』ことも合わせて述べなくてはなりません。それを中学1年次から薄くやっていくか、中3の部活引退後に圧縮して無理な日程を綱渡りでしのいでいくか、そう考えれば中1から堅実にやっていく方が何よりご本人にとって負担にならないやり方だと思いますよ!

蛇足ながら・・・中1で苦手単元が出来た場合、の話です。苦手箇所・未消化箇所が発見されてその場で手を施した場合、授業そのものは2~3コマ程度の遅れが発生する程度です。それで挽回できるケースが殆どです。しかし、それを放置して中3になっていたら2~3コマでは済みません。それが原因で中2範囲が分からなくなった、当然中3範囲もワカラナイ・・・となるのが常です。2~3コマで済むつまずきが20コマ・30コマになった、という話も決してレアケースではありません。

最後は皆さんを脅すような内容になってしまい、申し訳なく思っています。しかしこれが現実なのではないでしょうか。前章でも早目の対処をお願いしたところですが、改めてお伝えしたく・・・とご理解ください。

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