先日のネット記事で『小学生の75%、中学生の95%が近視』になっていることを目にしました。普段はネット記事に過敏な反応を示すこともあまりないのですが、昨今気になっていることと併せて『なるほどね・・・』と思いましたので・・・
昨今は10年前20年前と違って目に対する負担が非常に大きくなった時代です。その代表格がスマートフォン。近視になった小中学生のうち、何割かはスマホが主たる原因となっているのでは・・・ 個人的にはスマホもPCも大嫌い(2018年にやっとスマホにしたほどです。汗)なので『目が悪くなるほど使うなんて・・・』との思いが非常に大きく、驚いています。
近視の対処法として『外遊び』を推奨しています。外遊びをすれば自然と遠くを見るようになり、近視になりにくい(治るわけではなさそうです。残念ながら)そうです。あれっ・・・違うアプローチだけど、私も『外遊びは近視の予防になる』と考えています。偶然の一致、ですが・・・
授業をしていて『姿勢が悪い生徒さんが非常に多い』ことは以前から気になっていました。学校ではなく学習塾ですから『見栄えが悪いから姿勢を正して・・・』と考えているわけではありません。姿勢が悪ければ集中できる時間が短くなってしまい、目にも要らぬ負担が掛かる、つまり『悪い姿勢は長時間勉強することができない姿勢』であることから正しい姿勢を取るよう指導しています。
しかし、正しい姿勢を取り続けられない生徒さんが本当に多い、これには理由があります。それは体幹筋の未発達です。つまり、外遊びで身体を十分に動かしていないために必要な筋力が備わっておらず、結果的に『ヘナッ』と座る癖が付いている生徒さんが非常に目立ちます。意外な点ですが、これはスポーツをやっている生徒さんにも少なくありません。
就学前や小学校低学年では遊ぶことも大切、これは各方面で異口同音に唱えられていることです。しかし周囲を見渡すと『きちんと遊んでいるお子さん』の少ないこと・・・ 知人からは『忙しいからタブレットを渡して動画を見させている』ような話も漏れ聞きます。確かに彼女は忙しい人なのですが・・・
でも、コンタクトや眼鏡は大人になってから本当に不便ですよ。しかもお金まで掛かってしまいます。これ、経験上の話ですから!