前章(403章)では先を見通した取組みについて述べました。その場その場で…ではなく、計画的に余裕を持って準備する大切さについて述べました。本音を言うと自分自身への戒めも込めていた、という面は内緒ですが。。。
更に前、397章では定期試験までの時間的余裕を確認して取り組むことの具体例を挙げました。中学生・高校生にとって定期試験では納得できる・満足できる点数を取りたいものです。その希望を叶えるためにはどうしたら良いか、特に『時間管理』を主軸に述べています。
では、現在学習塾の裏側でどのようなことに対しての準備が行われているか、知りたくありませんか? LS WILLでは年間の学習計画から9~11月・12~2月の学習計画を切り抜き、その期間の学習計画と実績を精査しています。平たく言えば『冬期講習の準備』を着々と進めています。
受験生の冬期講習は今更説明する必要もないと思いますので割愛します。まさに『可能な限りやろう!』だからです。では、受験のない中学1・2年生や中学受験を予定していない小学生は? 実はここが一番差の付くところなのではないかと思っています。
冬期講習の特殊性として、まず『期間が非常に短い』ことが挙げられます。夏休みなら約40日、春休みも10日~2週間の日程が取れます。それに対して冬休みは『年末年始を含めて10日~2週間』です。安全運営の観点やご家庭のお考えなどを反映させると年末年始の授業は考えもの(受験生は別ですが)です。そうなると実質1週間程度の極端に短い期間しか時間が取れないことに着目できます。
前章で『たった数日頑張っても…』と書いたばかりなので多少の矛盾は感じますが、ではそのたった数日だけしかない時間をどうやって効果的に利用するか、その点が冬期講習最大の特色なのです。夏期講習のように過ごしても意味はないのです。『冬期講習のテーマ』と言っても良いと思います。
ここで考えなくてはならないことが前述の『年間学習計画』です。『この単元とこの単元は夏期講習』『この単元は冬期講習』『この単元は年間を通して』などと事前に仕分けておくことが後々有効になるのです。これをせずに場当たり的にやってしまうと漏れや重複が出て効率を著しく下げてしまうのです。
LS WILLの考え方(つまりこれは私の考え方・方法ですが…)では『じっくりと考えて取り組むもの』は時間を潤沢に使える夏期講習に、『反射で解答するようなもの』は冬期講習・受験直前講習に割り振ります。また、計算力や単語力などの向上は一朝一夕に処置できません。従って年間を通して取り組むよう指導しています。
もちろん、個人差や学校進度(定期テスト対策)などもあるので一概にこれで割り切ってしまうことはありません。しかし、公平に与えられる時間を有効に使うかどうかで大きな差となるように思います。同じ努力を重ねても効果が異なる、それはこんなことが原因なのかもしれません。
ここから先は広告です。LS WILLみ春野本校では2019年11月1日より冬期講習の申込みを受け付けます。講習申込み特典として小学生・中学1・2年生には特選コースをご案内します!
小学算数コース 10コマ18,910円⇒15,120円
小学算数コース 10コマ18,910円⇒15,120円
中学1・2年英語コース 15コマ36,465円⇒29,160円
中学1・2年数学コース 15コマ36,465円⇒29,160円
《他にもコースあります。小学生4教科・中学生5教科に対応します。》
また、講習受講後に入会すると『入会金21,600円』『2020年2月までの教材費』『2020年2月までの維持管理費』が免除となります。詳細は教室までお問合せ下さい。