398章でご家族の役割分担について述べたところ、私の知人からこんな言葉を貰いました。
『そんなこと知っているよ! それよりもっと・・・』
これは398章に出てきた知人の一人からでした。恐らく、もっと技術的な裏技を・・・と言うことなのではないかと思いますが・・・
裏技的な各論はもちろんあります。しかしそれは局面によって使い分けなくてはなりません。もっと言ってしまえば、その局面をきちんと理解しないで間違った方法を取ってしまうと逆効果になってしまいます。お子さんの受験そのものをぶち壊してしまう危険性さえあります。だから安易に公表できないのです。
局面によって異なる、と述べましたが、もう一つ大切なことがあります。お子さんの性格によっても使い分けなくてはいけないものが多くあります。状況が同じでもお子さんの性格によって全く逆の方法を取ることもあるのです。ちょっと脱線しますが、これは第三者から見ると『○○ちゃんには△□と言ったのに、私の・ボクの時は・・・』という風に捉えられてしまうこともあります。しかし当教室内ではきちんと理解して貰えるように最大限配慮しています。
従前小欄にて繰り返し述べていることですが、当欄で述べていることは『学習塾の教室において』『LS WILLの教室にて』行っていることが前提です。そしてこれらはものによっては劇薬です。処方もせずに用いることは時として逆効果になることもあるのです。
小欄をお読み頂いている方々、小中学生や高校生、そして保護者様がいらっしゃいます。皆さん環境や価値観など様々な背景が異なります。そして当教室や私自身をご存じの方もそうではない方もいらっしゃいます。そうなると最大公約数的な論述を心掛けねばならず、なかなか各論を展開することは難しいと痛感しています。
そこでご提案です。小欄をお読みになって『当教室のカウンセリングを受けた』と思われる方も少なからずいらっしゃいますが、それは入り口付近までの話です。『カウンセリングを受けた』とはならないのが現実です。それなら時期を見て教室までご足労頂く方がよっぽど効果的だと思うのです。2019年、千葉市の二期制は10月15日から後半戦がスタートしました。まさに句切りよい時期だと思いますので是非ともご活用下さい。