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391 消費税

391 消費税

2019年10月に消費税率が10%となります。今回は生活に直結するようなものについて『軽減税率』が適用されるなど、これまでにない複雑さを伴っている点も注目すべきですね。

そんな中、コンビニエンスストアで税制運用の変更をするチェーンがあります。旧来の内税方式【表示価格に予め消費税を含んだ金額を表示すること】から外税方式【表示価格は消費税を含まないもので会計時に消費税相当額を加算すること】に変更することが発表されました。

消費税率8%の飲料(これは店外飲食の場合、軽減税率対象です)で考えましょう。本体価格を93円とした場合、税込み価格は100円です。これを3本買ったら以下の式が成り立ちます。

100×3=300 答300円

しかしこれを外税方式にした場合、金額が変わってくることはご存じでしたか?

93×3×1.08=301.32 端数処理して301円 … あれっ!?

これは小学4年生で習う『四捨五入』、5年生で習う『割合』で運用されています。どの段階で四捨五入するか、消費税はどうやって求めるかなどが学習として必要です。因みに消費税の端数処理(四捨五入)は各事業体に任されていますので念のため。。。

教室では更に一歩踏み込んだ学習についても取り組んでいきます。これって『勉強する意味』だと思うのです。今なら『消費税に関する意識』が高い時期です。こういった学習も当事者意識(勉強においては非常に大事なことです)を持って取り組めるのではないでしょうか。

因みに…この話はまだ続きがあるのですが、それを最後までしたところ、小6~中3の生徒さんは少し目の色が変わったように…感じました。