2019年秋の入り口は強烈な印象でした。夏期講習が終わって中学生はその勢いで試験対策、最後に朝勉強まで仕上げ、その週末、生徒さんもホッとした時間を送っていたであろう時に…こんな時に天災は訪れるのですね。今なお被害に遭われている方にお見舞いを申し上げます。
千葉にご在住であれば今回のことで色々とお考えになったのではないでしょうか。私自身も『電力のあるありがたさ』『文化的な生活の快適さ・利便さ』など様々に考えました。今回は特に『熱中症などによる生命の危機』まで考えた方も多かったように思います。一部には『それだけ人間が弱くなった』とする論調もありますが、近年の猛暑やヒートアイランド現象を考えればその論戦は無意味に思います。
もう一つ、考えたことがあります。それは『明日やれば良い』『来週やれば良い』はやはり良くないことだ、と言うことです。試験が終わって一段落したらこれとこれの事務仕事、試験が終わったら大がかりな教室掃除、などなど…。事務仕事はパソコンが動かずに完全休止、掃除も掃除機が動かず水も出ないではなにもできずとなってしまいました。やはり『今日できる仕事は可能な限り今日完成させる』ことが大事だなと痛感しました。
当コラムも『夏休みが終わって試験明けに更新しよう』『その時に夏期講習の所感を載せよう』と考えていました。しかし今やそれどころではなくなってしまいましたね。今回のことは自分自身への反省として胸に留めたいと思っています。