夏休み期間は受験生にとって本当に大変な時間だったと思います。それだけに誰一人脱落することなくやりきれたことは嬉しく頼もしく思います。よく頑張りましたね。中学３年生の一人は『普段は夏休みが終わると淋しい気持ちだけど、今年はせいせいした』とのこと。そうだね、よく頑張りました。
夏休みが終わると千葉市の中学校では前期期末試験がすぐにやってきます。夏休み期間後半はそれに向けて取り組んだ中学生も多いと思います。それらの結果が『前期の評定』となります。受験生にとっては内申の目安ともなる数値なので気になりますよね。
塾運営のスタッフもこの時期から新たな受験モードに突入します。夏休み期間に多くの受験生諸君が行った学校見学、これによって志望校・受験校が絞り込まれてきます。それを追走するように学習塾対象の入試説明会や懇談会が行われるのです。
LS WILLは2019年9月10月には千葉県内・東京都内の私立中学校・高校入試説明会・懇談会に27校（直前に追加されるものもあるのでもう少し増えるかも！）参加します。生徒さんのためにも有意義な情報（今年に限らず、来年以降も）を得たいと思っています。
受験で言えばもう一つ、会場模擬試験も本格化してきます。これは実際に会場（会場の多くは私立高校が提供しています）で他の中学校の生徒さんと机を並べて行います。こんな雰囲気に慣れることも大切なことです。
会場模試の狙いはたくさんあります。科目ごとの完成度到達度の確認・苦手単元と完成単元の仕分け・偏差値の算出などなど。その中で意外に見落とされてしまうものに『場慣れ』があります。以前在籍した生徒さんの話ですが、部活動でも中心選手で『アガッてしまう』ことは危惧する必要も…と思っていました。しかし、蓋を開けてみれば『最初の国語はどんな問題をどんな風に解いたかも覚えていない』状態まで追い込まれてしまったそうです。たまたま国語が終わったところで同じ教室で受験していた当教室の生徒さんに声を掛けられて我に返ったそうですが…
7月までは中学3年生として部活動を牽引したり学校生活を楽しんでいた生徒さんもこれから先、『受験生』に変わらなくてはなりません。少し辛い時期ですよね。でもこれからの5ヶ月は自分自身の将来を切り開くために悔いのない日々を積み重ねて欲しい、毎年そんな風に思います。