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314 2019年度入試!

314 2019年度入試!

冬期講習特別日程も順調に乗り越え、今まさに私立高校の入試が始まろうとしています。中学3年生、いや、受験生の皆さんも目の色が変わり、それでいて落ち着いた取り組みが出来ていることに心強さを感じます。下級生の目には頼もしい先輩方がどのように映っているでしょうか!?

ただ、決してピリピリした雰囲気ではないところがこの教室の不思議なところです。授業と授業の合間には友達同士でふざけっこをしたり、時として嬌声を上げながらじゃれ合っています。勿論のことですが、表だって明るい表情をしていてもそれは不安を隠す術であることを私自身が見落とさぬよう目配りをしているつもりです。

2019年1月はテレビや新聞、ネットニュースなど至る所で『平成最後の・・・』などの言葉が踊っています。我々受験産業に関わるものとしても『平成最後の受験』なのかもしれません。しかし、生徒さん一人一人にとっては最初で最後の高校受験であることを見逃してはなりません。つまり、『今年が特別な受験』なのではなく、『今年特別な受験』であると考えて挑んでいこうと思っています。

受験に臨む生徒さんにこれからの取り組みで大きなヒントを一つ。公立高校入試など受験生のレベルが幅広くなるような試験に臨む場合、大切なことは『得点すべき問題を絶対に落とさないことです。欲張って難問ばかりに目が行きがちな時期ですが、そこに時間を割きすぎてしまうと基本の見直しが出来ません。出題のボリュームゾーンがどこにあるのかを的確に把握して対策する、つまり基本を絶対に落とさない準備をすべきなのではないでしょうか。