小欄も300章を超え、だんだんとページが重くなっています。ご覧頂くにしても最初から全て読んでください、とは言えぬ状態になっていますので序盤にお伝えしたことをまとめ直して再掲いたします。一部重複した内容となりますがご了承願います。
LS WILLは2015年7月に設立した個別指導の学習塾です。従前は会社組織で運営されていたのですが、現在は袂を分かって運営しています。それは私自身が『最大限の効果を生める個別指導塾』を目指したため、会社の方針で運営して行くには無理が生じてきたためです。それに会社組織で運営していくとどうしても教室外の業務(他教室のサポートや指導・本部業務のアシストなど)が発生し、『100%の力を教室運営に!』とは出来なかったためです。
会社方針が・・・という書き方をしましたが、決してその方針が間違えていた訳ではなかったと思います。ただ、組織で運営していくと『提供するサービス品質の均一化』が求められます。頑張る生徒さんにトコトン向き合いたいと考える教室とそうでない教室があればどちらかに平準化しなくてはならなくなります。そう考えれば『トコトン向き合う』ことは組織の中では難しいことになってしまいます。
しかし、会社運営の塾にも大きなメリットがあります。それは『情報』です。学習塾業界・受験業界ではいかに先んじて情報を制するかによって成果が大きく異なるようなこともあります。それだけは現在も細心の注意を払って運営しています。もっとも会社組織として運営していた際も私自身が教務・受験の責任者として運営していたこともあり、現在でも自信を持って取り組めているのではないでしょうか。生徒さん曰く、『室長は受験マニアだからね!』という声も・・・ただ、これは褒め言葉なのか???
よく、当教室に初めてお越しになられる方が開口一番に『うちの子は勉強が苦手で・・・。そういう子でも預かって貰えるのですか?』と低姿勢になられることがあります。近所の○○先輩が通っていて、その先輩は勉強も出来てLS WILLにはそういう生徒さんがたくさんいた、そんな話を聞かされてお問合せ頂くケースがあります。
結論から申し上げますと、教室では入会時段階の成績によって生徒さんの扱いが変わることはありません。基本的にどのような成績を取っていても問題視することはありません。その時点で生徒さんに求めるものはただ一つ、やる気です。今日できなくても明日には出来るようになろう、今回のテストは悔しい思いをしても次回のテストでは絶対に挽回しよう、希望する進路を掴み取ろう、そういった意志、すなわち『WILL』がある生徒さんを受け入れたいと思っています。
LS WILLでは『たかが勉強で悔しい思い、苦しい思いをしてほしくない』と考えています。これは決して勉強を軽視した言葉ではありません。高校生までの勉強は『きちんとやれば必ず出来るようになる内容』であることを知ってほしいと思っています。『勉強が出来る=特殊な才能』ではないことを皆さんが理解してくれればその後の道のりは明るいのではないでしょうか。
ただ、道のりが明るくなったからと言ってそれは楽な道のり、という意味ではありません。だからこそその頑張りには徹底的にお付き合いします。試験前には学校ワークのチェックから始まり、一問一答カード作成、日曜開放、挙げ句の果てには試験日の朝に教室で行う朝勉強会など・・・
お付き合いする教室スタッフ側からするとかなり大変(!)なのですが、それで成果が上がるのであればそれは進んで取り組もうと思っています。やがてはそれが習慣となって各々の実力になるのですから。
少し話が脱線しましたが、LS WILLではこんな取り組みを目指して運営していきたいと思っています。決して特殊な人たちが特殊なことをやっている塾ではありません。生徒さん一同が考えていることは『当たり前を精一杯やろう!』という気持ちだけです。それがあなたの明日へ、来年へ繋がると信じています。
あなたもそんな仲間になりませんか!?