教室近隣高校で全国的に報道されるような問題が起こりました。このような事件が起こるごとに思うのは学校のごく一部の生徒が起こした問題が学校全体の問題にすり替えられてしまうことに対する違和感です。その学校が特に問題を抱えているわけではありません。言い換えればどの学校も大小の差はあれ問題を抱えています。

入試担当の先生にお話を伺うと、特に受験校決定の時期に大きな問題が起こると極端な受験者数減となるそうです。言い換えれば受験生がさほどの根拠もなくその学校を志願していたことが推察できます。本当にその学校に行きたいと考えている受験生にとっては棚からぼた餅のようなことになるのですが･･･

しかし･･･一番迷惑を被るのは現在その学校に通っている高校生諸氏ではないでしょうか。一律に色眼鏡で見られてしまうことはもはや避けられません。進学や就職にいかばかりかの影響がないとも言い切れません。

問題を起こした部活動に対して幾許かの処分やペナルティがかかるのは致し方ないものとしても、それを全校生徒にまで波及させる必要はないと思います。そして社会正義の名の下に言われなき攻撃をするようなことはあってはならないと思っています。