以前入会された生徒さん、入会手続きを終えてお母様と雑談している折にこんな話をしました。『塾の授業料は授業を受けることだけにお支払い頂くのではないのです。』 当然、これを耳にしたお母様は『きょとん・・・?』とされていました。
塾で行う日々の授業、これは『関数が解るようにする』『不定詞を使えるようにする』だけが目的ではないのです。つまり、勉強が出来ることだけを目的として行っているものではないのです。
塾へ通う生徒さん・通わせるご家庭の本当の通塾目的はやはり『志望校合格』『志望進路を勝ち取る』だと思うのです。第一志望の学校に行くために内申点は○○点、当日予想点は○○点、これらを塾がトータルアテンドすることこそが学習塾に通っている生徒さんの望みだと思うのです。
だからこそ内申点対策を行い、学校の定期テスト対策も行います。単純に『英語が・数学が出来るようにする』ことが目的であれば塾のペースで学習を進めれば良い、それをせずに学校のペースに倣うことはこう言った意味があるのです。
従って進路情報の提供も逐次行っています。当教室には毎年数名、入塾当初の第一志望よりさらに上の得点を要求する学校に進む生徒さんがいます。また、大きく進路変更をする生徒さんもいます。勉強の話だけではなく将来について雑談を交わすのはこう言った結末を引き出すことが出来るのです。
何年かに一度程度のペースですが、授業だけ参加して面談もセミナーも自習会も参加しない、という生徒さん・ご家庭があります。それでは塾を使い切っている状態ではないと思います。何よりそれでは生徒さんが伸びません。それらを踏まえて塾を利用し尽くして欲しいと思います。