ホームページを新設した際、生徒さんにその告知を行っていた際の話です。ウェブサイトを見た生徒さんから『先生・・・少し文字が多すぎない?』と感想を貰いました。確かに多いのです。このコラムにしても1章で800~2,000文字、原稿用紙にすると2~5枚ほどのボリュームになります。それが本章で224章、とんでもない量と認識しています。これを読んで下さることは本当にありがたいことと思っています。
当教室の生徒募集チラシ(全て私の自作です)にしても同様です。割り付けなどは多少工夫していますが文字ばかりという印象はぬぐえないでしょう。以前はウェブデザイナーさんに頼んで格好良いチラシを作って貰いましたが。。。
ふと思い当たることがあり、作って貰ったチラシと他の大手塾チラシを並べてみました。全く変わらないのです。訴求するものもなく、イメージ画像などで体裁良く作られた広告、と言う印象しか湧きませんでした。
試しに自作で作ってみたら・・・とのことになり、2017年の夏から始めました。教室から皆さんにお伝えしたいことを全て詰め込むと本当に『文字だらけ』になってしまいます。格好悪いチラシ、と言っても良いのですが、この文面に書いてあることを全てお読み頂ければ教室の方針や目指す方向性などもご理解頂けるのではと思います。反対に体裁の良いイメージチラシでは何が伝えたいのか明確には分からないのです。言い換えれば無難なように思います。
現在使っている生徒募集チラシは『小中学生やその親御さんへのメッセージ』という位置付けで作っています。どうしてもこちらからお伝えしたいことがたくさん出てきますので文字が多くなってしまいますが、それらを受け止めて頂くだけでも何らか生まれるのではないかと思います。中には教室運営的に如何なものかと言う表現もありますが、そう表現することにより伝わりやすいと判断できるものなら妥当な形だと思うのです。
また、生徒募集チラシと同様にホームページ(特に当欄)に入試情報や試験テクニックなどの手の内を掲載するのも『お伝えしたいものを伝える』という考えで行っています。中には『そういうことは塾生だけに教えて下さい』という意見もありますが、対外的に発信することも大切なことだと思います。さらに言えば教室内で行っていることはここに上げた数倍数十倍の濃度で扱っているので当欄で扱ったら塾生が不利に・・・とは絶対になりません。蛇足ながら補足いたしました。
イメージチラシやイメージホームページは大手塾さんにお任せするとしてLS WILLみ春野本校は本質を希求する姿勢をいつも忘れずにとり続けていきたいと思います。