LS WILLの教室には兄弟姉妹で通う生徒さんや、過去にお姉さんお兄さんが通っていて現在は妹さん弟さんが通っている、と言うケースが比較的多く見られると思います。ご家庭から『今度は下の子も・・・』とお申し出頂くこともありますが、教室側から『そろそろいかがですか・・・?』とお誘いすることもあります。
兄弟姉妹で塾に通うことはご家庭の負担も大きくなって大変です。しかしそこには目に見えない大きなメリットも存在するのです。LS WILLは1教場の小さな教室です。従って『小学生は○○教室』『中1は○○教室』『中3は○○教室』などと言うことはありません。全て一緒です。
だから頑張って取り組んでいる姿は他の生徒さんにもわかるのです。お姉さんお兄さんが家以外でどのように頑張っているかを見ることは妹さん弟さんにとって大きな刺激となるのではないでしょうか。そしてお姉さんお兄さんにとっても『妹弟に格好悪い姿は見せたくない』『頑張っているところを見せたい』という気持ちが強くなるようです。
下のお子さんからすれば『お姉さんお兄さんがあれだけ頑張るのなら私だってボクだって・・・』という負けん気を喚起することが出来ます。どうしても下のお子さんはすぐ上のお姉さんお兄さんに勝ちたいという気持ちがあるようなのでその気持ちを最大限引き出してあげられるかがポイントです。ただし『こちらから兄弟姉妹で比較しない』は大前提です。この気持ちを本人から芽生えさせられればより早く充実した学習が進められます。
しかし、全てが全て上のお子さんが塾に通っていれば下のお子さんも・・・とすることが正しい判断ではないことがあります。場合によっては兄弟姉妹での通塾が好ましくない状況もあります。その際には逐次ご相談の上で最善の方法をご提示しています。
一時期、ある学年が『妹弟が大多数』という年がありました。お姉さんお兄さんは勝田台駅周辺の塾に行っていた、お姉さんお兄さんは通信添削だった、等の要因が重なった年でした。その中の一人、お母様に『なぜ上のお子さんと同じ塾に通わせなかったのですか?』と率直に伺ったところ、『送り迎えが大変だったから』と一言、それだけでした。しかし卒業するころには上のお子さんの大学進学について、助言も求めて(通っていた塾には求めなかったそうです!)頂けるように、そしてその生徒さん(下のお子さん)が塾を卒業する際には『上の子も預けていれば良かった』とまで言って頂けました。ありがたいことです。