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191 掃除機

191 掃除機

これも少し前の話になってしまいますが、2017年秋に教室で使っていた掃除機が壊れました。2012年から使っていたものなのでよく働いてくれたのではないでしょうか。壊れた翌日、すぐに家電量販店に足を運び、掃除機を選んだのですが・・・

私の常識がひと昔ふた昔も前のもので掃除機がこんなに進化しているとは思いませんでした。ましてやそれまで教室で使っていたものが紙パック式の旧型だったので驚きは一層でした。やむなく店員さんに色々と説明して貰い、解らないところを質問したのですが・・・

店員さんは家電のプロ、私は全くの素人で話がかみ合いませんでした。結局どの機種が使いやすくてオススメなのか、かえって迷うようになってしまいました。勿論その店員さんは親切ににこやかに対応して下さったのですが、それだけにもったいなく思いました。

この時私は生徒さんに説明する時、こんな風になっていなかっただろうか・・・』と自問しました。特に自身が張り切って説明している時、生徒さんが置き去りとなってしまうことは注意しなければならないところだと思います。これはことあるごとに講師諸氏とも共有していてお互いの解説がそのようになっている時は脇から合図を送り合うようにしています。

さて、掃除機の話に戻ります。掃除機について全く時代遅れになっていた私ですが、希望事項が二つありました。一つは紙パックを使わないもの。これはテレビコマーシャルに感化されたわけではないのですが、『強い吸引力(笑)』の機種が希望でした。もう一つは最近増えている『ハウスダストアレルギー』に対処できるもの。完全な対処は不可能ですが、それを意識して設計されているものも最近増えていたそうなのでその対応機種から選びました。

幸い、国産メーカーですが型落ちの新品で二つの希望に添ったものが見つかったので早速それで教室掃除をしてみました。すると・・・

今まで『きれいにしている』という自負のあった教室ですが、結構な量のゴミが取れました。カーペットに深く入ってしまっていたゴミなどが一気に掻き出された、そんな感じです。それ以降、『きれいに見えても汚れている』という認識で掃除をするよう心掛けています。

生徒さんからは様々な声がありました。『あっ、掃除機変えたんだ。先生は新しもの好きだね!』 イヤイヤ、型落ちですよ。『自動で掃除してくれるル○バにすれば良いのに・・・』 そこは横着したくありませんので。