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163 そんなことにも影響が…

163 そんなことにも影響が…

2019年4月末日に今上天皇が退位・翌2019年5月1日に現皇太子が新天皇に即位し、新しい元号となることが決まりました。現在政府機関や関係省庁で様々な調整がされているようです。

そんな中で『2019年から東京マラソンが3月実施となる』ニュースが目を引きました。これまでの東京マラソンは2月第4日曜日でしたが新天皇即位に伴っての変更との報道がなされました。

現皇太子誕生日は2月23日、この日と東京マラソン実施日が近隣してしまうとマラソン運営にも大きな支障が出てしまいます。フィニッシュ地点であるJR東京駅前周辺では会場の設営に2日、撤去に1日が必要です。

一方で天皇誕生日には皇居で一般参賀などが行われ、近くを交通規制して会場設営したり、警備態勢を確保したりすることが困難になることが予想されているための措置です。

そして2月23日は受験まっただ中の時期となっているかもしれません。2021年度には千葉県公立高校入試が一本化される見通しで実施日は2月下旬とされています。現在の公立前期入試が建国記念日(2月11日)直後に実施されることが多い点からも近隣日になることが予想されます。

反対に12月23日(今上天皇の天皇誕生日)は平日になる可能性もあるとのこと、これで冬休みが数日減る可能性も出てきました。言うまでもなく冬休みは受験生にとっての追い込み期、一日でも長く時間が取れる方が余裕のある計画が立てられます。それが一日減ると・・・

また、非受験学年の中学1・2年生も新天皇の天皇誕生日には学年末試験と絡んでくる可能性があります。そうなるとこの祝日一日の過ごし方が大切になるのではないでしょうか。

新天皇即位・新しい時代の到来・天皇誕生日は国民的慶事ですが、祝うことと浮かれることは別だと思います。それぞれに相応な休日の過ごし方を考えたいと思っています。