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135 早いもので・・・

135 早いもので・・・

先日、ご兄弟をお預かり続けているお母様と定例面談を行った折の話です。一番下のお子さんも受験直前となったため、定例面談としては最後の面談になりました。

その際、お母様から『早かった』『あっという間だった』というお話を伺いました。中学3年間は本当にあっという間です。巷間でも『○○ちゃんはこの間中学校に入ったばかりなのに』という話をされることもあるかと思いますが、まさにその通りです。

一方で中学生の皆さんはどのように感じていますか? 当事者としては『無限の時間が・・・』』と錯覚するほど長い時間に感じているかもしれません。実際に過ぎてみないと3年間の短さは分からないものです。

中学生のうちは(特に1年生2年生は)時間が無限にあるように錯覚し、時間の重要性についてもそれほど考えないものだと思います。しかし、中学生の時間、学生でいることのできる時間には限りがあります。

限りのある時間ならその大切さを感じ、有意義になるような過ごし方をしたいと思います。そして教室に通う生徒さんにも時間の大切さを認識して日々を送って欲しいと思います。

何事にも真摯になる、小欄で繰り返し述べ、教室内でも生徒さんに伝えていることですが簡単なことではありません。私自身もきっちりできているか問われれば自信はありません。だからこそ日々念じるように言葉にしているのかもしれません。

しかし・・・学習塾で働くことは一年を短くするな・・・と日々思うことがあります。ついこの間中学校を卒業した生徒さんが今や大学生、そして社会人になろうとしています。そんな先輩方の成長に負けぬような日々を私自身が送れるようにしたいと思っています。