勉強には色々なものが必要になります。シャーペン、消しゴム、カラーマーカー、赤ペン、定規やコンパス等々… それらをばらばらに持ってくるとバッグの中が大変なことになります。そこで筆箱が活躍するのです。

昨今は大きな筆箱が流行っているようで生徒さんも皆それぞれ立派な大きさの筆箱を使っています。それを置く場所にも工夫が必要です。

勉強にまだまだ意識が行っていない生徒さんは無意識になのか手元が隠れるように筆箱を置くことが多いようです。私は『手元を隠しているときは自信のない証』だと思っています。

また、塾に慣れてくると『サボろうかな…』という日もあると思いますが、その時にも手元を隠す筆箱となりがちです。

つまり『手元を隠す筆箱は要注意』の印なのです。

いたずら半分で生徒さんが私の席に座ったことがありました。その時『みんなのやっている様子ってこんなに分かるんだ！ 丸見えなんだね！』と感心していました。それ以降、心なしか授業中に手悪戯などをすることが減ったように思います。瓢箪（ひょうたん）から駒、ですね。