中学生で英語嫌いになったり解らなくなったりするのは中学2年生の秋~冬期が圧倒的です。私が個人的に「中学生の三大面倒文法」と呼んでいる不定詞(+動名詞)・比較・受動態が出てくるからです。中学3年の現在完了や関係代名詞も確かに面倒ですが、中学2年の文法がきちんと乗り越えられる生徒さんは中3文法もきちんと乗り越えられるようです。だからこそ中2の秋をきちんと乗り越えられるかどうかは今後の英語学習に大きな影響を与えると言っても過言ではないのです。
ここでは不定詞を例にとって話を進めていきましょう。ポイントは2つあります。本章と次章で分けて掲載したいと思います。
不定詞は約束の形があります。それは『to+動詞原型』です。『当たり前じゃん?』という指摘を貰いそうですが、ここで結構間違えることが多いのです。動詞原型が入るべきところに過去形(特に不規則動詞!)や現在分詞(~ing形)が入ってしまう、そもそも動詞ではなく形容詞を入れてしまう、等々…
ここでは見直しも重要になるのでこの機会に習慣づけられるといいのではないでしょうか。
蛇足ながら、中学2年生の秋には先述の不規則変化動詞をきっちりと覚えておきましょう。ここできちんと覚えておけばこれから先の学習をスムーズに進めることが出来ます。