受験勉強や進路対策を考えるとき、内申対策(通知表対策)や定期テスト対策は非常に重要なことです。LS WILLでも特に重点的に取り組んでいる点です。しかし…
先日、最近入会した生徒さんに『テスト対策ってさ、これだけやれば成績上がるんだね!』と満面の笑顔で言われました。その生徒さんは続けて『でも…これだけやっている塾があるなんて知らなかったよ…』との厳しい指摘を受けました。私の対外発信が足りなかったことは率直に反省しました。
本ホームページの他欄に掲載はあるのですが、敢えて対外アピールという意味も込めて今回はテスト対策についてお知らせしたいと思います。
LS WILLのテスト対策は3本の大きな柱で出来ています。
① テスト対策授業
② 日曜(祝祭日)開放
③ 朝勉強会
テスト対策の準備はテストの一ヶ月半前から始めます。この時点で、今、学校の授業がどこをやっているかを調査し、次回のテスト範囲を予測します。
よく『その予測が外れたら…?』というご指摘を頂きますが、これはヤマ勘で立てた予測ではなく、これまで数年蓄積したデータを加味し、また、試験作成担当の先生がどのような進度でどのような傾向を持っているかを把握した上で予測しているので大外れ…と言うことは可能性として非常に小さいものです。因みに今まで大外れだったことは幸いにも一度もありません。
テスト1ヶ月前になるとテスト対策が始まります。テスト対策には教室で立案した目標点と計画、そして生徒さんが自分で計画する学習計画があります。教室で目標点を設定する意味は『入試に向けて内申点は○○点欲しい。そうなると次回の通知表で4を取りたい・5を取りたい。そのために必要な点数は…?』となると少し面倒な資料を見なければならず、生徒さん自身で判断することが難しいためです。
また、目標点については『生徒さんそれぞれが頑張れば達成できる数値にする』事も大切です。受験という側面は当然重要ですが、定期テストで目標を達成するという意欲喚起の面も十分に活用したいからです。
次に、これは3本の大きな柱には入っていませんが、試験10日~1週間前を目安にワークチェックを行います。
『毎日コツコツやっていればそのようなチェックは不要』と仰る方もおられるかと思いますが、日々勉強を積み重ねることは非常に大変な、難しいことです。だからこそ学校に提出する10日から1週間前に塾でチェックし、やっているかどうか、解らない問題や勘違いしている解答がないかを確認するのです。それらは試験前10日から1週間前という大切な時期における進め方の指針ともなります。
2番目、日曜開放は「休みになると試験前とはいえゆっくり過ごしたくなる」という気持ちを制するために行っています。
試験前に友達と一緒に勉強すると「頑張らなくっちゃ」という気持ちになったことはありませんか? 日曜開放はそのような状況の提供を狙っています。その上で友達の家で勉強しているのと決定的に違うところは「他学年の先輩・後輩がいること」「塾の先生が監視(恐ろしい表現ですが…)していること」です。つまり、友達の家で勉強することはやる気を奮い立たせることに役立ちますが、ゲームやおやつなどの誘惑も多いので勉強もそこそこに遊びに行っちゃう…そんな事もあるでしょう。しかしそれを塾でやれば色々な人の目がありますので塾にいる時間は勉強しなくちゃ…という気持ちになれるのです。
LS WILLの日曜開放、他塾さんと決定的に違うことがあります。それは普段手薄になりがちな社会の対策授業を(無料で)行うことです。
学年別の対策授業、中学生全体で行う時事問題対策を授業形式で行います。もちろん、時間的な制約もありますのでそれまでの対策授業で下地が出来ていることが前提となりますが、かなり好評です。毎回「次はこの範囲をやって欲しいな…」というリクエスト必至です。
3番目、最後の柱は試験日当日の朝勉強会です。これは定期テスト当日の朝6時から教室を開放し、自習会を実施するのです。この勉強会では新しいこと云々よりそれまでやったことの総復習という意味合いでの学習が殆どです。また、以前勉強したことがきちんと定着しているかどうかを確認する場としても機能しています。
今まで何件かあったのですが、最終チェックで勘違いが発覚することがあります。それにはホッと胸をなで下ろします。
そして大切なことですが、試験後に必ず行うことがあります。それは『今回の試験を振り返ってどうだったか、それらは次回の試験にどう活かすか』と言うことを文章で書き留めることです。
入塾間もない生徒さんの中には初回・2回目あたりの試験まで同様の反省を繰り返すことがあります。(これは必ずしも生徒さん側の問題ではなく、チェックする教室側の問題であることもあります。)
しかし試験の回数が積み重なるうちにそのような問題点も改善され、本来取るべき点数が取れるようになっていくのです。