先日、ものすごく大きな感動を味わうことが出来ました。小欄21章で『勉強って本当に役立つの?』と衝撃の質問をしてきた生徒さんが教室にひょっこり遊びに来ました。
大学生となり、だいぶ落ち着いて将来のことを考えているようでした。そして『あの記事ってもしかしたら…』という話になったので『あぁ、キミのことだよ!』と答えたらこんな話をしてくれました。
実は彼、同様の質問を学校の先生や周りの大人に誰彼となくしていたそうです。その答は大別して3つだったと教えてくれました。1つ目『そんなことを考えるよりやるべき事をやるんだ』と論点をはぐらかされた、2つ目『大人になれば判る』という定番、3つ目『…』だんまりという回答拒否。
その中でも私の回答はへんてこりんで印象に残っていた、でも視野を広げることが出来たと話してくれました。
そんな彼も有権者となり投票という形できちんと政治に参加しているそうです。この先輩の時は社会科が大混乱を起こしていて学校授業で殆ど公民が扱えず、それを塾で補完した年でした。そのことに触れると『あれ、役立っていますよ。今では政党公約にも興味ありますから』とのことでした。
塾に限らずだと思いますが、こんなに長い時間を掛けないと結果が出ない仕事があること、そして恵まれた結果を出すことが出来たことに感謝した出来事でした。