米の高騰が既に社会問題となって久しいこの頃です。今回は社会問題と学習塾運営について私見を述べたいと思います。
学習塾運営と社会問題、特に斯様に小さな規模で運営している学習塾が社会問題を述べるなど…といったお声を頂きそうです。しかし小さな積み上げこそが社会問題を解決する糸口になると思います。
現在の米価高騰に最も大きな影響を与えているものは気候変動と言われています。気候変動は現代を生きる我々の小さな積み上げが大きな影響を及ぼしていると言われています。
そこに小さなアクションを起こすことでその変動幅が縮小するとしたら行動すべきだと思います。当教室で『節電』と『ゴミの減量』に力を入れて取り組んでいます。
節電は主に2点、使っていない時間帯は電源を切ることと省エネ家電の導入です。
使っていない時間帯の電源オフ、教室受付時間でも授業実施時と事務処理中で電源を切り替えています。事務処理中は教場の照明を落とし、空調も最小限としています。
時折事務処理時間中に来訪される方がいらっしゃって『受付していますか…?』と不安げにお声がけ頂くこともあります。ロールカーテンが上がっていれば受付は可能、とご理解ください。
ごみの減量は次の通りです。学習塾で出るごみの多くは紙ゴミです。コピー用紙、使わなくなった教材などが主な内容です。これらはほぼ全てリサイクルに出しています。事業者向け回収なのでトイレットペーパーにならないのは残念ですが。。。
コピー用紙については裏紙まで徹底して使います。生徒さんに解説するための黒板、私の事務処理に使う紙など用途は結構あります。裏表真っ黒になって初めてゴミ、と考えています。
ただ、個人情報の記載があるもの、特に成績関係書類についてはデータを外部漏洩させぬよう万全の対策を考えています。お陰でシュレッダーは毎年買い替えなくてはならないほどです。
環境問題は時として軽く扱われる問題です。しかし生徒さんをはじめとした次の世代には大きな影響を及ぼすことと心して取り組むよう心掛けています。
見方によっては電気が消えている・裏紙を使うってケチ臭く見えるかもしれません。しかしそれはれっきとしたポリシーがあって行っているものです。ご理解頂ければと思っています。
来たれ! 新入会生!!