と言ってもこれは日常的にあります。現役の生徒さんが卒業生の先輩方に顔を合わせることも稀ではありません。それどころか、後輩たちに差し入れをしてくれることも。。。
先輩方の溌溂とした姿、時に深刻な相談を持ち掛けてくれる姿は後輩の現役生にとっても指針になるに違いありません。目指すべき身近な姿があることは励みになるに違いありません。
そして現役の生徒さんからよく受ける指摘があります。『あの先輩とは特に仲良しだったの!?』とのこと。この感覚を説明することは非常に難しいのですが、強いて述べるなら戦友でしょうか。。。
先輩方の受験に立ち会った、少なからず影響を及ぼしたことは受験という戦争を経て生まれた絆なのかな。。。そんな風に思います。当事者である私自身、不思議な関係と思っています。
受験前の生徒さんにとって受験とはどんなものか言葉で説明しても分からないと思います。しかし、勉強面や受験指針だけでなく、気持ちまで後押し・サポートできる存在でありたいと思います。
昨今の受験は中学校からの情報だけで完結しない大変面倒なものです。しかし高校受験は中学校が表向きに立って貰わなくてはなりません。そう考えると中学生に大人の対応を強いているように思います。
つまり私は彼ら彼女らが子供から大人に変わる場面に立ち会っているのです。そう考えると強い絆が生まれるのは必然です。そしてそんな絆ができなければ受験を乗り越えることなんて。。。
今目の前で必死にテキストと格闘している生徒さんともいつかは笑って振り返ることが出来るよう…などという余裕はこの時期の私にはありません。全力でバックアップするだけ、それだけです。
ガンバレ! 受験生!!