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1001 続・数字の見方

1001 続・数字の見方

997章で受験にはいろいろな数字がついて回るという話をしました。特に高校選択の大きな要素である大学進学率について述べました。本章ではその話をもう少し掘り下げたいと思います。

大学にはいろいろな大学があってそれを十把一絡げに考えるのは危険と述べました。国公立大学・難関名門私立大学から○○○な大学までを同列で並べて論じるのは比較が難しいという話でした。

今回はそれらをもう少し詳しく話していきたいと思います。

大学には学部・学科・コースという形で同じ大学であっても全く違った内容を学べるシステムがあります。大学によって文学部がトップの大学・法学部がトップの大学、そして理系では医学部は別格としても工学部・理工学部がトップの大学が…と様々です。

それでも理系のみ・文系のみの大学なら何とか較べられます。しかし文理双方の学部がある大学は比較がとても難しいと思います。

また、較べられたとしてもトップ学部・看板学部入試偏差値が10~20違う学部もかなり多くあります。これは大学運営上、致し方ない存在です。すると大学名だけで優劣を決めることは事実上不可能です。

 

そうなると『こちらの高校の方が○○大学合格を○○名出しているから…』とは安易に言えなくなってしまいます。そのようなとき、キミならどうしますか!?

『学校に問い合わせる!』と考えた方も多いのでは…? しかし、これはなかなか答えてくれないことも多いのです。理由はキミが推理した通りです。『看板学部と10~20…』のような学部の可能性は!?

これ、実は我々学習塾業界人でも難しいことです。よっぽど人間関係を固く構築しないと喋ってくれないケースが殆どです。また、公立高校はほとんど分からないのが現状です。

高校の先生がだめなら…と見方を転換した時に助けてくれるのが塾の卒業生です。ここには情報が回ってきます。そうなれば先輩方にも協力して貰って情報収集したほうが効率的ですよね!?

 

その他、推薦・AO系一般・センター受験かの受験方法まで分けて考えると際限がなくなります。また、公立高校は進路指導の先生が異動すると進学実績・進路状況が一変することもよくあります。

そうなるともう個人で調べるのは無理です。そうなったときにより良い情報を提供するのが学習塾・進学塾の役割だと思います。そう考えると塾とはただ単に『勉強を教えるだけ』では機能しないのです。

 

LS WILLは個人で運営している学習塾です。従って一般的にはそれらに疎いと思われてしまうかも… しかし私はそれらで生徒さんにデメリトットをもたらすことはしたくありません。

これはいささかの自慢が入ってしまいますが、LS WILLは進路情報においては大手塾に負けぬどころかそれ以上の情報とパイプがあると自負しています。

かなり強気な自慢をしましたが、これを言い切れる自信がなければ学習塾として生徒さんをお預かりできない、これが私の信念です。

進路で困ったとき、学校や塾・予備校で受けた進路指導に不安があるとき、セカンドオピニオンの受付もしています。お気軽に教室までお越しください。その際、強引な入会案内は致しません。お約束いたします。

 

LS WILLでは中学校定期試験対策講座を受け付けています。こてはし台中学校・四街道西中学校・上志津中学校、私立中学校など万全な対策を行い試験に臨める準備をご提案します。