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942 いよいよです!

942 いよいよです!

大学入試共通テストが終わり、千葉県高校・中学入試です。まずは私立高校ですね。千葉県では多くの中学3年生が公立第一、私立は併願という受験方法が多く見られます。今回は併願入試に対する心構えについて述べたいと思います。

併願だからお気楽に受験しよう。。。これは一面では正しく、他の一面では誤った考え方です。ちょっと不可解な言い回しですね。言葉を足して説明しましょう。

気楽に受験することが正しいという考え方から説明しましょう。小学受験・中学受験をしていない中学3年生は受験という人生最初の多大なプレッシャーを受けるのは自然なことです。この大きなプレッシャーに押しつぶされてしまうことだってあります。それを避けるためにはリラックスして向き合うことが大切です。

これは私感ですが、中学3年生は年々プレッシャーに弱くなっているのでは。。。特に近年は新型コロナウィルス蔓延による世の中の変化で部活動や学校行事などで緊張に打ち勝つ体験をする機会が減りました。そういったことも影響しているのかも。。。

しかしいくらリラックスして臨めと言っても度を過ぎると良くありません。適度な緊張感を持って試験に臨めればそれが経験という財産になるからです。言うなれば予行演習です。

予行演習は真摯に向き合えばそれだけ本番に近い状況になります。そうなれば『予行演習でこんなことを感じた。だから本番ではこうした方が良い。』などの収穫を得ることができますよね!?

決して『滑り止めだから。。。』『行きたい学校じゃないから。。。(これはこれで問題ですが。。。)』という考えで臨まないこと。こんなことをやってしまえばせっかくの機会を逃すことになります。絶対にダメです!

 

中には併願私立入試であってもガチガチに緊張してしまう受験生もいます。従ってこの匙加減は周りの大人が見てあげるべきと思います。特に保護者さまからのお声がけは大切になると思います。

しかし、中学3年生にもなると家族の前で本音を出さないもの。どのような話をすべきか迷ったら塾などに相談するのも一手段だと思います。

 

併願の試験だから。。。として済ますことも一つの方法ですが、それをステップにして次の課題に立ち向かう体制を作れることもご検討なさってはいかがでしょうか。

ガンバレ! 受験生!