column_archive_header_s
889 ノートの減りが。。。

889 ノートの減りが。。。

皆さんはノートを一冊使い終えるまでにどのくらいの期間が必要ですか? 私は中学生時代でもあまり買い換えた覚えがありません。しかし、大学受験を控えた頃は1科目に付き週に2冊は使ったような記憶が。。。

学生にとってノートは決して安いものではありません。当時でも1冊200円前後、当時の私はそれが痛くて再生紙を利用した罫線のない無地のノート(確か5冊で500円くらいの束売りだったような。。。)を愛用していました。

ただ、今思い返してみると決して正しい使い方ではありませんでした。非常に無駄の多いノートでした。ノートに無駄は必要、とは言われますが、それを差し引いても目に余るノートでした。思い返せば効率の悪い勉強法だったと汗顔の思いです。

 

 

以前、小学生のお母様から『うちの子、算数ノートの減りがちょっと早すぎるように思うけど・・・』とご相談のお電話を頂いたことがありました。聞くところによるとその生徒さんも年に2~3冊だったそうですが、それが月1冊を超えるペースとなっていたのです。

その生徒さん、高学年のいわゆるお年頃となっていてノートをお母様に見せたがらなかったそうです。そうなると『ノートに落書きでも。。。』『ノート代と称して。。。』とお考えになる気持ちもよく解ります。

その生徒さん、背景を述べると長くなるのですが、元々通塾のきっかけは『計算が全く。。。』との理由からでした。それが上記のご連絡を頂いた頃にはむしろ『計算が得意』と言えるまでにはなっていたのです。

ご家庭としては計算が得意になることとノートの消費量が増えたことの因果関係などは思いもよらぬ事だと思います。しかしこれは非常に大切なことなのです。

 

計算が苦手な生徒さんは途中式を書かない』、また小学生に限っては筆算をしない』ことが共通点としてみられます。それを改善してあげることが必要なのです。

また、私が生徒さんに解説する際は必要以上の途中式や筆算を書きます。その方が理解しやすいからです。そうすると生徒さんはセンセーみたいに解けば良いのか!』と経過式を書く習慣を身につけてくれます。

 

もう一つ、計算が苦手な生徒さんの特徴としてギュウギュウ詰めのノート』がよく見られます。演習時に余白なく解き進めてしまうのです。これにはマイナスが2点あります。

1点目はあまりにギュウギュウだと見にくくなってしまい、間違えやすくなるなる点です。これ、小中学生の頃の私です。これをやってしまうと分数の約分などで間違えやすくなります。見直しの効率低下にも繋がると思います。

2点目は間違い直しがやりにくくなることです。そもそも自己採点をした際に『どこで間違えたのか』を判別しにくくしています。従って『何が間違いか』を明確に出来ないことがあるのです。

どこで間違えたのかが分からないならその間違いは繰り返される可能性が高くなります。それを防ぐには『ここで間違えた!』をきちんと押さえるようにしなければなりません。その準備として余白は必要になるのです。

 

 

ノート代がかさんでしまうのはご家庭にとってもご負担が増えます。特に中学生は相当額になります。そこで今年から中学生にはバインダーノートを使うよう提案しています。そうすることで『数学のノートがなくなったから英語のノートの後ろページを使って。。。』はなくせます。

また、虎の巻プリント(結構良いことが書いてあるプリントです。教室自作です!)も専用パンチを使えばそのファイルに挟み込むことが出来るようになります。無くすことも減るのです。

 

学習塾でも学校でも勉強を理解して貰うのは工夫だと思います。同じ内容でも話し方やストーリーの組み方で理解度は全く違ったものとなります。それなら少しでも良い方法をと日々考えています。