千葉県公立高校入試直前の教室開放、今回は生徒さん方からリクエストがあって模擬試験型の学習会としました。敢えて制服で来ないように伝えて緊張感を和らげたかったのですが、それに反して皆真剣です。

問題用紙に向き合っている様子を見ていると夏休みや冬休みに終日教室に詰めて悪戦苦闘していた様子や定期テスト前のがむしゃらな取組みなど様々な場面が思い起こされます。その時と較べてもだいぶ変わったなと実感できます。

多くの生徒さんはこの半年から一年、好きなことややりたいことも我慢して暮らす日々だったと思います。でもあと少しですね。最後まできちんと頑張り切ることで春が来ます。

この期に及んで精神論や建前は不要です。この高く厚い壁を突破することで次の景色が見えてきます。最後の最後まで弛まずに走り切りましょう。

 

そんな中、冬季五輪で喧しく（かまびすしく：やかましい、いろいろな人が話題にしてうるさい）語られている件で教室運営と重なったことがありました。五輪の件は詳細を避けますが｡｡｡

選手が活躍して栄誉を得る・スタッフやコーチは共に喜び合う、これが健全な姿だと思います。しかし一部では指導者が栄誉を得るために選手を使い捨てにする、これは｡｡｡

選手が表舞台に立つ者ならスタッフやコーチは裏方です。裏方が栄誉を得るために選手を使い捨てるとは言語道断です。また、裏方が世間の注目を故意に集めて『第二・第三の○○を我が子に｡｡｡』と考える親を募るのは｡｡｡

学習塾運営も同じことです。『○○さん、△□高校に合格！』などと大々的に喧伝して次の生徒募集に利用することは厳に慎まなくてはなりません。例え生徒さんや保護者様が希望しても、です。

LS WILLでは合格実績を対外的に出しませんでした。これからも出すことはありません。生徒さんや保護者様からの口コミで広がるのは別問題ですが、教室から積極的な発信は致しません。

中には『私の・ボクの合格したことを喧伝に使ってよ！』とせがまれることもあります。でもね｡｡｡

 

2022年2月現在の受験生諸君、残り少ない受験生活です。目の前の目標に向かって自分のためにやり抜いてほしいと切に願っています。

ガンバレ　受験生！