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784 他の塾からのご意見として ~直前の試験対策~

784 他の塾からのご意見として ~直前の試験対策~

前々章・前章と直前の試験対策について述べてきました。驚くことに面識のない他塾の教室長先生からご意見を頂きました。本当に驚きました。他塾でも読んで頂ける内容を保持できるよう精進したいと思いました。

 

そちらの塾(集団塾だそうです)では基本事項のチェックは全て生徒さん自身やるように指示し、塾の授業としては教科書レベルより1~2段上の問題を授業の題材にしているそうです。

その結果、得点を伸ばせる生徒さんと伸び悩む生徒さんの二極化が進み、従来の混成クラスからレベル別にクラス分けをすべきかと悩まれているとのことでした。

この話を聞いて私はある集団を想起しました。現在の公立中学校です。やる生徒さんとやらない生徒さん(つまりこれが伸びるか否かの違いです)で学力の二分化がされている現状です。これを学習塾でも繰り返しているのです。

LS WILLでは・・・という形で私の考えを伝え、先方塾の盲点(基本事項充足度の格差)をどう底上げするか検討すれば良いのでは・・・とお伝えしました。

他塾の先生からすると目からウロコが落ちる思いだったようで基礎事項の充足手段(一問一答や単語・漢字のチェック方法など)についていろいろとご質問頂きました。

 

学校で抜け落ちた点を補うのが学習塾の役目だとするなら塾では基本項目の小テストは定例でやるべきことと思っています。我々が小中学生の頃は先生自作の小テストが毎日のようにありました。しかし現在それを期待するのは。。。

また、学習塾運営において難しい問題を授業で扱う塾は格の高い塾』という勘違いが未だにあるように思います。塾側にも生徒さん側にも。。。

本音において塾に通う皆さんが『成績を伸ばすこと』『志望校合格』を望むなら格調高い授業より効果の高い授業を目指す、これがLS WILLの考えです。