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776 文章題が解けない時は。。。

776 文章題が解けない時は。。。

これは主に小学5年生の『速さ』『割合』の単元で説明するときに使います。しかし、速さや割合は5年生だけの難問でもないので厄介です。中学生でも苦手な人、多いと思います。

これ、文章題だからと言って文章を読んでそのまま立式できるようになるにはちょっとした努力や問題数が必要です。中学2年生で出てくる連立方程式の文章題になるとお手上げとなる中学生も。。。

そのままスンナリと立式できればあとはそれを計算するだけですから問題はありません。しかしその立式、式を作ることが難しいのです。

式を作るコツは『速さの問題ならみ・は・じ『割合の問題ならも・く・わに当てはめることです。しかし、入試直前に取り扱うような問題には一見してどれがどこに当てはまるのか解らないような問題もあります。

そのような時は簡単な物で良いので図示してみることです。簡単な線図でOKです。そうすればどれが『み・は・じ』に当てはまるのか、『も・く・わ』に当てはまるのかが解りやすくなります。

スピード重視と言われる中で文章題に図まで描いて解くのは・・・と思われがちですが、案外この方法を取った方が早く解けることもあります。さほどの手間にはなりません。むしろ慌てて立式する方が危険です。

 

特にこの時期の受験生は早く解くこと、無駄をそぎ落とすことに意識を置きがちです。しかし正確に解くことは何よりも優先されるべきです。

そして、『解らない。。。』と青い顔をして手を止めてしまうより、問題文にある情報を自分なりにまとめていくことが大切です。そこが糸口になって正解に近づけるのです。