column_archive_header_s
727 試験が終わって ~後期中間試験から次へ!~

727 試験が終わって ~後期中間試験から次へ!~

こてはし台中学校1・2年生の後期中間試験が終わりました。結果は週明けから順次分かってきます。でも試験を受けた当人であれば今回の手応えはどうだったか、解っていると思います。

生徒さんに話を聞くと『○○くんはいつも良いから今回も良いに決まっている』『□△ちゃんは普段からやっているから良いはず!』とのこと。しかし当の本人は『今回の試験は○△□だった』との反応。

つまり、周りを見る目は『これまでの結果と同様に出ているはず』と思っている反面、自身を見る目は『前回・以前と較べて今回はどうだった』と微視的に見ていることは興味深いものです。

 

定期試験の事後考察・反省はきっちりとやりましょう。ただし、つまらない後悔だけはしなくて結構です。『あれをやっておけば・・・』『あの時勉強しておけば・・・』等々。これは次回にきちんと活かせば良いだけです。

次回の学年末試験は約3ヶ月後、これで学年評定が決まります。つまり入試に響く点数となるのです。ここから先をやりきる意識が大切です。

 

中学1年生から各論についてお話ししましょう。まずは英語。ここから先に『時制』の学習が出てきます。現在進行形・過去形。特に過去形は不規則動詞という面倒な難敵があります。コツよりやること、それが大切です。覚えられるか残すかで中2以降の勉強も全く違ったものになる重要な要素です。

また、数学はメインが図形になります。図形は好き嫌いが大きく分かれます。こちらは『解くコツ』が必要になります。やみくもに取り組むのではなく、問題をきちんと分類して解き進め、解き終わった問題も『解けた!』『解ったけど少しミスった!』『全く手が出なかった。。。』と分類します。

 

中学2年生はちょっと違った意味で英語に注目しています。今回の指導要領改訂で中3春に実施していた現在完了形2年の年度末に移動しました。ウ~ン・・・ 完了形は非常に重要な文法で高校生になってからも継続して学習するものです。

何より年度末の慌ただしさに紛れないことを祈念しています。その上で中1年度末から学習している不規則動詞を再確認しましょう。ここで不規則動詞がきちんと使えるかどうかは文が成立するかしないかの岐路になります。

数学は図形の証明。まず証明手順をきちんと理解すること。その上で平面図形の性質をきっちりまとめましょう。過去に多くの先輩が苦戦し入試にもよく出題された平行四辺形については時間を割いて行なうことが大切です。

平行四辺形を含めた証明の分類方法どの定理をつかうかで分けると良いでしょう。その上で『解けた』『あとちょっと』『手も足も出なかった』で分ければあとから解き直す時にスムーズだと思います。

 

試験終わったばかりじゃん・・・』という声も聞こえてきそうですが、もう次に目を向けませんか!?中学1・2年生の英語数学に絞って今後の勉強方法を列記しました。他の科目や小学生の学習方法についてもヒントはあるのですが、それは教室でお話ししたいと思います。お気軽にお問合せ下さい。

もう一度言います。こてはし台中学校1・2年生の学年末試験まであと3ヶ月弱。この試験で学年評定が決まります。それは公立入試にも影響する数値となる以上、万全の取組みをしてほしいと思います。