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665 入試の変化、高校生活の変化

665 入試の変化、高校生活の変化

6月中旬から7月上旬にかけて、集中的に私立高校・私立中学入試ご担当の先生方にお話を伺う機会を設けていきます。これはこの時期に次年度の入試方針が固まってくるからです。

この方針を踏まえて一年の最大の山場、夏期講習に臨むわけです。敵(入学試験)を知らずして夏期講習を実施することは時間のない受験生に大きな無駄を生んでしまいます。

 

今年は入試システムの変更もさることながら一番目立つ変更点は入試問題です。特に2020年度入試は入試相談(事前の成績摺り合わせ)を行なわない高校や私立中学で難易度の高い問題が多くなりました。

また、新たに特進コースを設ける特進コースの選抜方法を変えるなどの高校が目立ちます。これはそのまま人気度・倍率にまで影響を及ぼすことも予想されます。

 

これらの多くは大学入試改革大学入試共通テスト導入の影響があると思います。共通テストに対応できるような生徒を育てるためには選抜方法を変更しなければならないという考え方です。

学習塾としては学校の考え方(これも変わってきています)を的確に生徒さんに伝え、より生徒さんの目指す将来に近しい進路先を勧める必要があります。それには私立高校・私立中学の先生方にお会いしなくてはなりません。

 

先日定期面談で『ここの私立中学校はこう変わったんですよ。私も説明会にお伺いしてビックリしました!』とお母様にお伝えしたところ、『センセーでもまだ説明会に行くんですね』って…

因みにそこの学校には説明会だけでもう10年以上通い詰めです。皆勤賞、くれるかな!?