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576 ウ~ン・・・

576 ウ~ン・・・

先日来、学習塾業界内でちょっとした波風が立っていました。とある大手学習塾(勝田台駅前を始め、全国展開しています)の営業手法があまりに酷いとの告発が内外からあり、それらが一気に表面化しました。

私自身も大手・中堅の企業運営されている学習塾に勤務していた経験から起こるべくして起こったことと思います。企業運営であれば『利益の追求』は第一義に挙げられます。それなくして企業は成り立たない・雇用は守れないからです。

 

そう言ってしまうと『LS WILLでは利益を求めていないのか?』という論議になりますがそうではありません。しかし『第一義に』求めるものではないと思っています。

利益の上がらぬ産業は再生産が出来ません。それは運営継続が出来ないことに他なりません。そうなってしまえば教室内外(大家さんや教材会社などの関係協力会社や何より生徒さん)に多大な迷惑を掛けてしまいます。それは本意ではありません。

継続性を持った安定運営は今後も心掛ける重要なポイントです。しかしそれが第一義ではありません。それではLS WILLが理想とする教室運営とは…?

LS WILLは『為すべきことを積み重ねていけば利益は自ずと付いてくるもの』と考えています。その為すべきこととは成果を出すことです。短期・中期・長期にわたって成果を出していくことこそ学習塾に求められる社会的責務です。

テレビCMなどでよく言われることですが『学習塾は楽しくなくちゃ!』という言葉、これは聞く度に危機感を持ちます。多くの親御さんや生徒さんが、そして何より学習塾関係者が曲解(曲がって解釈すること)しています。楽しいの意味は『面白おかしく』ではないのです。

日々の勉強は決して楽なものではありません。しかしそれを乗り越えたときに本当の楽しさが見えてくるのだと思います。そんな風景をみることが出来た生徒さんが増えたとき、教室には笑顔が溢れるのではないかと思っています。

LS WILLはそんな笑顔に満ちた教室運営こそ第一義だと思っています。