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559 テスト対策・・・とは? ~中学生の悩み~

559 テスト対策・・・とは? ~中学生の悩み~

本章は私のこだわりもあり、また重要なことも多いので、長くなってしまいますが是非ご一読下さい。

 

このところ、『千葉習いごと応援キャンペーン』のお陰もあってかポツポツと新しく入会生を迎えています。ここで頑張ろう、そう思ってもらえるような環境作りや情報提示を行なっていきたいと思っています。

その中で今回は中学生の転塾組(他塾からの移籍生)が目立ちました。入会の際に転塾の経緯を伺ったところ、『中学校定期テストの対策が不満で・・・』という解答が多かったことには少なからず驚きました。塾にとってテスト対策は教室評価の基準だからです。

小欄でもテスト対策については回数を割いてお伝えしています。テスト対策で効果が出ることは学習意欲喚起にも内申対策にも非常に大きな影響を持ちます。だからこそ遺漏があってはいけないものなのです。

テスト対策は塾によって様々だと思います。学校進度に全く触れずに塾で作成したカリキュラムをただこなすような塾もあります。これって・・・千葉県公立高校を目指すには片手落ちですよね!? 程度の差こそあれ、内申対策をしないことは看過できません。

また、『予想問題』と題して過去問を配って終わりとする塾もありました。一昔前の大学でもあるまいし、毎年同じ問題を出すような中学校はないように思います。

ここにあげたテスト対策(対策しない選択も含めて)は・・・どう見ても塾からの視線や都合しか感じられません。自己満足のレベルです。

 

LS WILLのテスト対策は『三つの柱』で行なっています。参加は任意ですが、ほぼ全員が参加してくれます。

一つはテスト対策講座。これは通常授業に加えて追加コマを受講して貰い、基本的には全科目の対策を取るように行ないます。追加受講を取ることは追加の授業料が掛かることになりますが、毎回ほぼ100%の申込みを得ています。だからこそ『効果のある授業』を心掛けています。

二つ目は日曜開放教室を直近の日曜日(場合によっては祝祭日)に自習開放し、切磋琢磨してラストスパートをかけるようにします。私の学生時代は『最後の日曜だけど・・・何をやって良いか解らない』とばかりに遊んでしまいました。その反省(贖罪?)として取り組んで貰います。

最後は当日朝勉強試験当日の朝6時から教室を開放して自習会を行ないます。寝ぼけ眼で試験に臨むことのないようにすることも目的ですが、以前、試験前夜の夜中2時過ぎに『この問題がどうしても・・・』というケースがありました。そのようなことが二度と起こらぬように念には念を入れるために行なっています。

 

他にも『三つのチェック』があります。『単元別漢字の完成確認』『理科社会の一問一答対策確認』『提出ワークの完成確認』です。

これは以前の会社員時代、部下に『提出ワークなんてやってあって当たり前じゃ・・・?』と言われました。彼女、いわゆる秀才タイプで何をやるにもそつのない仕事ぶりでした。私は自分の出来ることを生徒に押し付けてはいけない。そんな考えでは成績は伸びない!』と考え直すよう諭しました。これ、もの凄く面倒💦ではありますが成績の伸び具合がまるっきり違います。やらぬ選択はありません。

 

何故ここまでして定期テストにこだわるのか、理由は簡単です。上述しましたが、テスト結果が上がればそれだけ生徒さんの意欲が向上します。そうなれば更なる成績向上が見込めます。そしてそれを見ている友達や先輩後輩だって『負けられない』『負けたくない』と思うはずです。そんな意欲に溢れた教室が私の理想です。