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392 2019年度前期期末試験

392 2019年度前期期末試験

夏休み明けの台風禍による休校で集計業務が大幅に遅れましたが、何とか定期試験結果がまとまりました。いやいや…今回の試験は試験以外のことでも印象に残ることとなるのではないでしょうか。

今回の試験、当教室では中学生の人数こそ少ないものの全員が『過去最高点』『400点越え』のいずれかを果たすことが出来ました。もっともこれは一里塚。目指すべき目標はまだ遙か先にあるものです。弛みない努力を継続しましょう。

中学3年生の試験を例に学習のポイントについて若干コメントします。次回試験の参考にして下さい。

【国語】
読解・聞き取りについては非常にオーソドックスなものでした。ワークや準拠教材での対策を『したかしなかったか』ではないでしょうか。文法問題(4問)のうち、(3)は普段からトレーニングすることが求められる出題だったのではないでしょうか。

【数学】
問題数は多め(全体で大問12まで)ではありましたが、各問の難易度は中程度に押さえられており、『夏休みにきちんとやれば得点できる』内容と評価できるのではないでしょうか。計算問題が主軸となりました。これらについてどれだけの時間を割いたかで全体の時間配分(つまり『考える時間』が確保できたかどうか)が決定したのではないかと思います。

【英語】
範囲は狭かった(Lessson-1~2)のですが、内容が受動態と現在完了となったため、出題はバラエティに富んでいました。中文読解は教科書からの出題など、全文を理解する必要のないものもありました(理解できればした方が楽ですが…)。文法問題だ、と気付けることも時間管理上必要だったのではないでしょうか。問6~9の文法問題ではもし間違えた問題があれば次回以降はきっちりと得点を重ねられるよう、しっかりと見直しましょう。

【理科】
今回は『運動とエネルギー』が範囲でした。この単元自体は少し厄介で苦手にする生徒さんも毎年多く見られるのですが、出題自体はワークや準拠教材で出されるような問題が主軸となっていて得点しやすかったと言えます。それだけに事前準備としてのワーク学習は重要ではありませんでしたか?

【社会】
範囲が『戦後史』と『地理全て』、この地理が厄介でした。地理総論から始まって『特徴から特定の国を問う』問題、そして定番の資料問題などなど。問題の難易度から見ればさほど難しいものではありませんでしたが、いかんせん範囲が広すぎた、そんな感想を持った生徒さんも多く見られました。

試験見直しの参考として下さい!