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337 読みました

337 読みました

3月28日に発売予定だった本、私自身楽しみにして発売日を待ったのですが、当日は書店に並ばず、結局は注文して4月2日にやっと手元に来ました。『キラッキラの君になるために ~ビリギャル真実の物語~』。このシリーズは3部作全てを読みました。学習塾業界に携わる者から見てもいい指南書だと思います。

学習塾業界の指導技術書は殆どが有名な塾の塾長・講師の先生側から見た一方的な視点から書かれているように感じます。それに対して『ビリギャルシリーズ』は本人・保護者・塾の三視点から描かれている点が人々を魅了している点なのではないかと思います。また、三者がそれぞれに他者を思いやっている様子も感動を呼びますよね!?

それぞれの著書に『これは受験の本ではなく、家族の記録だ』という文言も胸に残りました。言い換えれば受験を乗り越えるのは試験技術ではなく、家族みんなの強い愛であることが如実に表われています。

それでいて我々が話す言葉より強い説得力やリアリティを明確に感じます。これって・・・私も知らず知らずのうちに小林さやかさんの言う『信用できない大人』になったのかな・・・と強い反省を求められたように感じました。

また、三部作を読んで『市中の小さな学習塾でも生徒さんの人生に大きく関わることが出来る。だからこそ精一杯の運営を』と心を新たにしました。