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307 さぁ、一年のまとめだ ~冬期講習とは?~

307 さぁ、一年のまとめだ ~冬期講習とは?~

以前、海外からのお問合せメールが・・・と言うことをお伝えしましたが、最近になって国内近県からもご質問やご意見を頂けるようになりました。当欄をご覧頂く機会が増えたこと、ご覧頂いてお感じになったことやお考えをお伝え頂けるようになったことをありがたく存じます。この場をお借りして御礼申し上げます。

時節柄(本稿は2018年11月下旬に作成しています)冬期講習についてのお問合せが目立つようになりました。『冬期講習だけの受講は可能ですか?』『日程についてはどのように組まれますか?』『授業料は?』などのお問合せが目立ちます。その中で少し気になる内容がありましたのでご紹介したいと思います。

中学生のお子さんをお持ちのお母様から頂いたものですが、『子供の通っている塾では夏期講習を目一杯受けさせたので冬期講習は今回見送ろうかと思っているのですが、いかがお考えですか?』といった内容でした。部活動や旅行などの予定があるわけでもなく、講習参加には問題ないそうです。また、夏期講習受講後には一定の成果が出て、内容には満足されているとのことです。

メール文面だけでの判断なので他に問題があるのかもしれませんが・・・私からは『参加した方が良いですよ。』とご提案致しました。一定の成果が上がっている以上、お子さんの通っている塾で行っている講習は趣旨を踏まえた内容あるものだと思います。また、現在の中学生通塾率を考えても『通塾・講習受講で成績が上がる』ことより『みんなが通塾・講習受講している中では通塾・講習受講が現在順位をキープする』と考える方が現実的です。講習未受講は大幅なランクダウンを引き起こしかねません。

さらに、講習の意味合いについてもお伝えしました。夏期講習基礎力を整え、地道な学力や学習習慣を構築する機会なのに対し、冬期講習学年のまとめを行って弱点を補強し、最終的には学年末試験への対策を入念に行うことに意義があります。決して『夏期講習=冬期講習』ではありません。

中学生は受験生でなくても冬期講習でみっちり学習することによって学年評定をきちんと揃えることができるようになります。ありがちなことですが、夏期講習で頑張りすぎると学年末試験の頃に息切れして・・・ということが起こります。そうなると折角途中まで頑張ったことまで意味を為さなくなってしまうことも起こりうるのです。従って計画性のない過度な詰め込みは慎まなくてはなりません。

ご質問頂いたお母様のお子様が通っている塾ではその点についての説明が抜けたようですが、講習を受けて(つまり頑張ったことに対して)成果が出ていることは素晴らしい内容の授業や生徒管理を行っているものと推測できます。そんな塾に縁あって通っているなら無理をしない範囲で講習を受けた方が良いのではないでしょうか。

ここからはCMです。上記にある『講習だけの受講』『講習の日程』『受講料』について簡潔にご説明します。『講習だけの受講』は勿論可能です。また、講習受講後に入会を・・・という形を取ることも可能です。日程については12月24日(月)~1月5日(土)(但し12月31日~1月2日は休校です。12月30日は日曜ですが開校します)を講習特別日程として朝10時~夜7時30分スタートの授業を好きな日程で受講することができます。授業料は講習のみ受講の場合、小学生@1,891円×コマ数(100分)中学1・2年生@2,431円×コマ数(120分)中学3年生@2,520円×コマ数(120分)にそれぞれ教材費1,296円(1冊)が加算されます。上記を含め詳細は教室までお問い合せ下さい。

お問合せ・お申し込み、お待ちしています。