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205 一問一答で点を取る

205 一問一答で点を取る

学校の定期テストや入学試験などで、直前になると勉強を止めてしまう生徒さんが毎回少なからず見られます。理由を聞くと「この時期になってやってもこれ以上できるようにならないから…」「今難しい問題が解けないと自信がなくなるから…」ということでした。なんともドライな… しかし、試験前にやっておかなくてはならないこと、いや、試験前だからこそやるべきことがあるのです。

私は試験が始まる直前の試験官が「机の上のものをしまいなさい」があるまで勉強すべきだと思います。そこでやるべきものが一問一答形式の問題です。理科社会の一問一答は言うに及ばず、英語なら単語や慣用表現と重要構文国語なら漢字や文法数学でも公式や定理の確認など、直前にやるからこそ意味があるものがたくさんあります。

この直前学習については私自身が体験したことが根拠になっています。自分自身の大学受験の際、直前にやったものがそのまま試験に出たことがありました。大学入学後、ある先生の講義で「入試でこのような問題を出したが、解けた者は数名だった。」とのお話があり、秘かにガッツポーズをしたことを鮮明に覚えています。

正直なところ、私の知識として蓄積されたものではありません。直前にテキストを読んでそれを数分後のテストで解答用紙に記入しただけのことです。しかしそれは点数として残るものになるなら直前までやることに意義があるのではないでしょうか。

これに似たことは教室でも起こりました。教室で行っている試験当日の朝勉強会で学校ワークにある問題の質問を受けたので解説していたところ、複数の生徒さんから「私も聞きたい」「僕も…」と声が上がりました。そこで急遽板書をしながら解説したところ、全員がよく理解してくれました。

その日の夕方、生徒さんが試験の問題用紙を片手に塾まで来て「あの問題、出たよ。ばっちり解けた!」と報告してくれました。

朝勉強会の実施について、実はそこまでやる必要があるのかといった批判を頂いたこともあったのですが、今では教室運営・試験対策に欠かすことのできない重要な要素だと思います。そこでは生徒さんが思い思いに上記の内容(一問一答や漢字・単語などなど)を確認し、自信を持った顔で学校に向かっています。